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初日終了
2006/03/06

まだまだ時差ぼけが辛い、、、。

初日も眠い目をこすりながら”忙しくなりませんように、、、”と祈りながら仕事へ。病棟へ着いたとたん「L&D(分娩室)へフロートして」との言葉。まじですかー?それは私にとって予期していなかった最悪の事態になるのでは、、と固まって立っていた所、一人の看護婦がオーバータイム(規定時間以上)で今日働くとのことでその人が行くことに。ほっと胸をなでおろしいつもの場所、新生児室へ。

3週間近くのブランクはあっても体はなんだか覚えているようで、特に問題もなく時間はたっていく。
同僚達に何か変わったことはなかったかと聞くとみんな口をそろえてマネージャー(婦長)とミーティングがあったと。でも内容はいつものこと。患者の満足度が低いこと、職員の態度が悪いこと、お互い尊敬しあい働くこと、病院が財政難なこと、などなど。職員の態度が悪く、いがみ合いも多いのは事実。でも、それはきっと改善されないだろうなー。何十年もそうやって働いてきた人たちだもん。でも、患者の満足度について言うのであれば患者さんに十分な毛布や枕がなかったりガウンがなかったり、産まれたての赤ちゃんに着せる産着がなかったりする現状もあるしそこは上で解決でき、しかも満足度調査にも貢献できるのでは、と思う。
就職したばっかりのときは患者さんが寒いからもう一枚毛布をくれといってきたときに、ないと言うことが信じられなくて婦長に何とかしてくれと何度もお願いしたけど一年以上たっても何の変化も見られずだからね。

あと、他の病棟と満足度を比べるのもどうかと思う。他の病棟は基本的に病気の人が来るところ。だからそれが改善されることが目的で患者も満足できる所がある。でも、産科は基本的に健康な人が来るから求められることが違う。例えば、普通の病棟で多少看護婦の態度が悪くても痛みがなくなったり病気が治ったりすればまあいいかなと思えちゃったりすると思う。でも、産科ではそれが望めないから、評価の対象がサービスの質になってしまう。
なんて言ってても態度の悪さはほんとだし、かばいきれないけど、でも、そんなネガティブなフィードバックしか婦長や病院からもらえないから余計職員のやる気がうせちゃう気がするんだけど。

また当分は仕事の日々。がんばろーっと。






NY到着、、、
2006/03/03

2週間半の休みもあっという間に終了、とうとう帰ってきてしまいました。最初の一週間はMaui島でOB/GYNのカンファレンスに参加。ドクターや助産婦さんが多く難しめでしたが、医療訴訟の問題などは弁護士さんたちも参加しとてもためになったと思います。でも、何といってもロケーションが最高!!もしMauiじゃなかったらもちろん行きませんでした。その週は仕事あつかい、そしてカンファレンス代と飛行機代なども病院と組合から多少補助があるので、まあ、Vacationついでのカンファレンスといった感じでした。そして、その後は日本へ。家族や友達に会い、おいしいものをいっぱい食べやっぱり日本はいいなあ、と毎回感じてしまいます。同年代の友達と話すことで刺激にもなるし、自分ももっとがんばらねばと励まされます。
あー、明日から仕事復帰。できるかなあ、、。長く休みを取れるのはいいけど、戻るのがほんとに辛い。しかも外は雪だし、、、。初日はあんまり忙しくないことを祈るのみです、、。






うそ
2006/02/03

NYで働き出して一年以上、、でも、まだここで働く人たちに驚かされることが多い、、、。
この前新生児室で働いていたときのこと、ある赤ちゃんに問題があり、血液検査を行いました。採決した血液をラボに持って行き、もって行った証拠の時間のスタンプを押したのは私。何時間たっても結果がコンピューターに現れずラボに電話すると、受け取ってないとの返事。その証拠のコピーを持ってラボまでもう一人の看護婦が確かめに行くと今度は受け取ったけどキャンセルされたとまた話が変わってる。もちろんその看護婦はいつ?誰が?と問い詰めマネージャーと話させろと詰め寄ると今度はサンプルが凝固していたと、、、。こっちにしてみたら理由はなんであれ結果が必要なだけで、無くしたなりなんなりもう一度採決が必要ならそうと、できるだけ早く連絡してくれればいいのに、、、、。
もちろんラボだけでなくもちろん看護婦、PCA(助手)、医者などここで働く人たちのほとんどが自分の身を守るために平気でうそをつく。(患者を含めてかも)だれもそれは自分のミスだとは認めない。私が何かミスをしたときに医者にその通り説明したことがある。そのときの周りの反応はすごかった、、、本当のことは言う必要がない!!と、、、。だから自分の身、ライセンスを守るためにいつ、誰がなんと言ったかを記録に残すことが大変重要なのです。正直言ってそんなことで時間を割いてるのが悲しくなるけど、、、。






Jan. 21
2006/01/21

今日までの3日間は新生児室で働きました。 病棟は満床、赤ちゃんも30人以上。想像してみてください。そこに2人の看護婦、2人のPCA,。どうやって、全員をスポンジバスして体重はかって、授乳して、オムツ替えて、そのうえ産まれたての入院のアセスメントもこなしていくのでしょう?そしてマネージャーは今看護婦一人、PCA一人に減らそうと試みています。何を考えているのだか、、でもなんでお母さん達は面倒見ないのか本と不思議。朝赤ちゃんをお母さんの部屋へ連れて行くと”No thank you.”とか言われて返品されるし、、、。中国人は1ヶ月は寝てるだけで、何もしちゃいけないらしい。全部家族がお母さんも赤ちゃんも含め世話をする。文化の差ですね






あけましておめでとうございます
2006/01/13

年末はストライキやらなんやらでばたばたしながら、ハードなスケジュールをこなし、29日から一週間ロンドンへ行ってきました。そしたら12月31日にロンドンでもまたもや地下鉄のストライキ。なんで?行くとこ行くとこ、、。でも、さすがイギリスなのか、ストライキといっても、全部の線はクローズせず、なんこかおきの駅は開いてたり、法律でストは2日間以上できないと決まっていたり。なのでそんなに不便はありませんでした。
そんな感じでNYへ帰ってきて働き出してみると、Mother&Baby(産科病棟)だったはずが、何人かの婦人科の患者さんが病棟に。私もその日一人婦人科の77歳のご婦人を受け持ちました。久しぶりの”老人看護”。いつもと違った気分で楽しかったです。なぜだか判らないけど、お母さん達への看護って教育とかがメインだったりして普通一般の看護と少し違う。そして、求められるものもけっこうメイドさんぽい仕事だったり、そしてあまり感謝されることが少ない。でも、病気の患者さんたちは、、、、うまくいえないけど私も助けたくなるし、相手も感謝してくれる。なんだかやりがいが違う気がする。これからも婦人科の患者さんは増えていく様子だけど、個人的な意見かもしれないけど、子宮全摘出とかしてもう子供が産めない患者さんと、産前産後のお母さん達、そして新生児を同じ病棟に入院させるのは時として残酷だなあ、と思ってしまいます。






仕事納め
2005/12/28

今日で今年最後の仕事が終わりました。でも、かな−り忙しかった、、。新生児室で働いてたんだけど、働き出した7時30から夜中の12時までnon stopで10人の赤ちゃんが次から次へと産まれました。そうそう、日本人の友達がうちの病院でおとといの夜子供を産みました。初めての子供です。一週間前から看護婦さんやPCA(助手さん)たちに”友達来るからよろしくね、やさしくしてね”と宣伝しておいたんだけど、ちょうど私が働いてるときでらっきーでした。言っておかないとほったらかしにされる可能性あるからね。アジア人は特に我慢強いしあんまり文句も言わないし。でも、かなりかわいい赤ちゃんでした。私が休みに入ってもちゃんとみんながお世話してくれることを祈るのみです。
では、皆様良いお年を。






Dce.25
2005/12/25

仕事から帰ってきました。そんなに忙しくもなくパーティー気分でみんなで持ち寄ったものを食べ、音楽かけおどりながら仕事しました。患者さんからもかわいいサンタクロースのボックスに入ったキャンディーtとかもらったり、仕事だったけど、まあ、楽しいクリスマスイブでした。でも、クリスマス前にストライキが終わってよかった。っいっても、私のオフの日にはまだ止まっていたのでけっきょくクリスマスショッピングはできず。まあ、出費がなくてよかったのかもしれないけど。今日の夜もまた仕事。静かだといいなー。






Dec.21
Dec.21

昨日の午前3時からMTA(NYのバスとか電車の会社)がストライキを始めました、、。25年ぶりとか。なのでNY、特にマンハッタンは大変な事になっています。車が要らないはずの土地でのストライキだから、みんな歩いたり、自転車乗ったり、、、。郊外に住んでマンハッタンで働く人もたくさんいるんだけど車にも4人以上乗っていないとマンハッタンに入れないという規制が始まって、、、。それでも渋滞はもちろんすごいことになってるけど。しかも不運なことに急に気温が下がってて、朝の通勤時間はもちろんマイナスで、そんな中、みんな何時間もタクシー待ったり、歩いたり、、、、。ラッキーなことに私は病院から徒歩5分の所に住んでるから、あまり生活には支障がないけど、ストライキが始まったときは、病院内の館内放送で、”low grade disaster"だと、、その意味は、今病院で働いてる人は許可が出るまで病院から出れないということ、つまり、次のシフトが来れるまで、、、。うちの病棟の人たちは遅れながらも歩いたりして出勤してきたからかなりほっとした。病院に泊まりこんでる人もいるし、、。MTAで働く人達のユニオン(組合)が給料アップ、福利厚生の改善目的ではじめたんだけど、何度交渉しても決裂してこういう結果になってしまった感じ。個人的に思うのは、このストライキで組合が勝って訴えていたこと全て勝ち取ったら、これから先ストライキが解決策みたいになりそうで怖い。看護婦さんも組合あるけど、仕事柄やっぱり、ストライキはむずかしいだろうなー、とか考えたり。 一年で一番ハッピーなはずのクリスマスウイークなのに、NYは大変な事になっています。早く解決することを祈るのみです。






Dec.10
Dec.10

昨日は病院のクリスマスパーティーでした。行く気は全くもってなかったんだけど、仲のいい看護婦さんたちがちゃんと送り迎えもするからと熱心に誘ってくれるので、まあ、ただだし行ってきました。イーストリバー沿いの夜景のきれいなパーティー会場で、料理もおいしかったし、オープンバーだったし、楽しかった。普段なかなか話せない他の職種の人や、他の病棟の人たちとも話せたし、ドクターたちの踊りっぷりもすごかったし、かなり酔っ払ってグラスとか割りまくってたし、、。 子供を連れてきている看護婦さんもいて親子で踊ってたり、アメリカって感じで楽しい一夜を過ごしました。






Nov.27
Nov.27

今日はThanksgiving day.アメリカではかなり大きな祝日です。家族で集まってターキーを食べお互いに感謝をしあう(?)みたいな。そんな日はもちろん私の出勤日。でも、ラッキーなとこに十分なスタッフがいてそして病棟もけっこう静かだったからみんなで持ち寄ったご飯を楽しめました。でも、聞くところによるとクリスマスベイビーを計画的に産もうとしている人が多いからこれからが忙しくなるときらしい、、、。なんか変な話だけど、、。テレビもラジオもかなりクリスマス一色になってきて町も色とりどりのライトで飾られて、この時期が一番NYにいてよかったなーと感じるとき。ふだんはNYの文句ばっかりだけど、、。NYの住民達もなんだかHoliday ムードで普段よりいい人になるような気がするのは私だけでしょうか?まあ、一ヶ月楽しみます。



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